日常の片隅

はじめに:はじめて、こういうことを書いてみます

これまで、自分の考えや日常のことを言葉にして発信することはあまりしてきませんでした。
でも最近、少しずつ気持ちの整理の仕方が変わってきて、「書く」ことをやってみようというか、
せっかく海外で過ごしているこの時間を、どこかに残しておきたいなと思うようになりました。

特別な出来事があったわけではないけれど、何気ない1週間の中にも、小さな変化や気づきがあって。
今回はそんな日々を、ざっくりとですが振り返ってみたいと思います。


「少しずつ、日常が戻ってくる感じ」:オーストラリアでのある1週間

先週は久しぶりに日本の友人と過ごす時間があり、楽しかった余韻がまだ残っていたけれど、今週からはまた通常運転の生活が始まりました。大学の新学期がスタートし、授業やプロジェクト、就活準備などが一気に動き出す感じです。少しずつ頭を切り替えて、今いる場所でまた新しいリズムを作ろうとしています。

授業では、サイバーセキュリティや機械学習といった専門分野に触れつつ、まだあまり馴染みのないトピックに苦戦しながらも、前に進もうとしているところです。グループワークやバージョン管理といった実践的な要素もあって、慣れるのに時間がかかりそうですが、今のうちに経験を積んでおこうという気持ちもあります。

授業以外では、ジムに通って身体を動かすことで、生活にいい意味でのハリが出てきました。朝から運動すると、その後の一日が少しだけ前向きに感じられるの何なんですかね?不思議です。

ちょっとした空き時間には、なんか面白いビジネスアイデアないかなーなんてことも考えていました。たとえば、旅先での出会いをきっかけにプランを提案してくれるアプリや、パーソナライズされた食事・トレーニングプログラムを提案してくれるAIトレーナーなど。正直、実現可能性は全然ないだろうけど、こうやって考えを巡らせる時間が割と好きだったりします。

週の後半は、動画教材を見たり、課題に取り組んだりと、ひたすら「学び」に向き合う時間が続きました。まだ学期の序盤とはいえ、やることは山積みです。でも、友達との旅行から帰ってきたばかりということもあって、どこか穏やかな気持ちで日常に戻れている気がします。

英語を学ぶ理由って何だろう?

英語を学ぶ理由って、人によって本当にバラバラだと思います。
旅行で使いたい人もいれば、キャリアアップのため、誰かと話してみたい、映画を字幕なしで観たい……。
自分自身も、最初のきっかけは「話せたらかっこいい」みたいな軽いものでした。

でも、実際に海外で生活するようになって感じたのは、「話せること」そのものよりも、「話したいこと」があるかどうかの方がずっと大事なんじゃないかということです。
英語が得意でも、何も伝えたいことがなければ会話は広がらないし、逆に多少つたなくても、自分の言葉で思いを伝えようとする人の方が、よっぽど魅力的に見えたりもします。

個人的な好き嫌いかもしれませんが、めちゃくちゃ仕事ができても、発言や態度がきつかったりする人より、多少抜けててても思いやりとか誠実さみたいなのを感じる人の方が、一緒にいたいなって思います。

英語って、結局は「コミュニケーションを円滑にするためのツール」なんだと思います。
そのツールをどう使うか。その使い方に、その人らしさや人間性が出てくる。

だから僕は、英語力そのものを否定するわけじゃない。むしろこれからも学び続けたいし、もっとできるようになりたいと思ってる。
でも、それ以上に意識したいのは、「自分がどんな言葉を使って、どんな態度で人と関わっていくか」ということ。
英語ができる=すごい人ではなく、
自分のあり方がにじみ出る英語を話せる人でありたい、そんなふうに思います。

だからこのブログでも、英語の勉強に関することだけじゃなくて、自分自身の中にある言葉についても、ゆっくり考えていきたいと思っています。